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耳鼻咽喉科・頭頸部外科

医師紹介

耳鼻咽喉科・頸部外科部長

玉江 昭裕

外来担当医師

午前

岡 正倫 玉江 昭裕   玉江 昭裕 玉江 昭裕
岡部 翠 岡 正倫 岡 正倫 岡部 翠
中島 紘一郎 安井 徹郎 岡部 翠 安井 徹郎
  中島 紘一郎 安井 徹郎  

概要・特色

耳鼻咽喉科・頭頸部外科は5名の常勤医(日本耳鼻咽喉科学会認定専門医および指導医、日本頭頸部外科学会認定頭頸部がん治療専門医を含む)で診療に当たっています。毎年600症例以上の手術症例(手術室での手術で外来手術は含みません。同一症例複数の手術は代表的手術のみをカウントしています。)の実績があり、ほとんどすべての耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の疾患が治療対象となっています。

平成21年より新しく診療科として“頭頸部外科”が加わりました。これにより良性疾患に加えて、悪性疾患(頭頸部癌)も治療対象となり、咽頭癌、喉頭癌、舌癌、甲状腺癌、鼻副鼻腔癌などほぼすべての頭頸部腫瘍が治療可能になりました。当院は頭頸部外科学会頭頸部がん専門医制度の“指定研修施設”で、化学療法を受ける患者さんとあわせて100例超の頭頸部悪性腫瘍の新患を毎年受け入れています。

主な対象疾患

急性中耳炎、滲出性中耳炎、慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎、耳硬化症、顔面神経麻痺、難聴、めまいなど
副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、肥厚性鼻炎、鼻中隔彎曲症、鼻副鼻腔腫瘍など
のど 扁桃炎、アデノイド、いびき、睡眠時無呼吸症候群、声帯結節、声帯ポリープなど
腫瘍 口腔(舌)、咽頭、喉頭、鼻・副鼻腔、唾液腺、甲状腺、頸部リンパ節など

主な手術

鼓膜チューブ留置術、鼓膜形成術、鼓室形成術、乳突削開術、アブミ骨手術、顔面神経減荷術、外耳道悪性腫瘍切除術など
鼻副鼻腔内視鏡手術、鼻中隔矯正術、粘膜下下鼻甲介骨切除術、後鼻神経切断術(経鼻的翼突管神経切断術)、鼻副鼻腔腫瘍摘出術、鼻副鼻腔悪性腫瘍手術など
のど 口蓋扁桃摘出術、アデノイド切除術、睡眠時無呼吸に対する軟口蓋形成術、声帯ポリープ切除術、喉頭腫瘍摘出術など
頭頸部腫瘍 耳下腺腫瘍摘出術、顎下腺腫瘍摘出術、甲状腺腫瘍摘出術、頸部郭清術、舌腫瘍切除術、咽頭腫瘍切除術、喉頭全摘術、咽喉頭頸部食道摘出術など
悪性腫瘍にも対応しており、常勤形成外科と連携して再建術をともなう手術も可能です。

耳科疾患

慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎の治療はもちろん、耳硬化症に対するアブミ骨手術や顔面神経麻痺に対する顔面神経減荷術、聴器癌の治療もおこなっています。耳科手術も技術の進歩とともに治療成績の向上のみではなく、より低侵襲な手術が求められるようになりました。当院でも慢性中耳炎の手術では可能な限り耳内法(主な操作を外耳道からおこなうことでより低侵襲な手術が可能です。)で手術を行うなど、より低侵襲で入院期間の短い診療を心がけています。

鼻科疾患

当院の鼻副鼻腔内視鏡手術はナビゲーションシステムを用いて行っています。ナビゲーションシステムは手術中に操作している部分がCT画像でどこに相当するのかを表示するシステムで、より安全な手術が可能です。副鼻腔炎の手術に加え、アレルギー性鼻炎に対する後鼻神経切断術(経鼻的翼突管神経切断術)、鼻中隔湾曲矯正術、粘膜下下鼻甲介骨切除術も日常的に行っています。また、腫瘍の手術にも対応しており、良性腫瘍は可能な限り経鼻内視鏡で摘出する方針としているほか、悪性腫瘍の治療も可能です。

頭頸部腫瘍

平成22年より頭頸部腫瘍の治療を本格的に開始しました。良性腫瘍の治療はもちろん、悪性腫瘍(頭頸部癌など)の治療にも対応しています。頭頸部癌治療は治療成績を落とすこと無く、摂食嚥下、発声、呼吸など生命維持のための様々な機能をより高度なレベルで維持することが重要で、従来の拡大手術の概念から近年大きく変貌しました。当科では可能な限り機能を保存できる治療を行う方針としており、早期癌では局所切除や放射線治療で根治を目指し、進行癌では放射線治療、化学療法、手術療法を組み合わせた集学的治療で生存率を落とすことなく可能な限りの機能保存を目指しています。システム面では放射線科、腫瘍内科、形成外科、緩和医療科、リハビリ部、看護部など院内各部門と綿密に連携して専門性の非常に高いがん診療を行っています。

自己研鑽とチーム医療

当施設は日本耳鼻咽喉科学会認定研修施設、日本頭頸部外科学会認定頭頸部がん専門医制度研修指定病院であり、各スタッフが学会活動にも積極的に取り組んで自己研鑽に努めています。耳鼻咽喉科・頭頸部外科スタッフ間で週4回の外来カンファレンスで新患全例の診断治療を検討し、週1回の手術カンファレンスで翌週の手術について検討するなどして医療の質を担保しています。また、院内各部門と連携して病棟カンファレンス、腫瘍カンファレンス、放射線カンファレンスを行い、チームとしてより安全でより質の高い医療を提供する努力を行っています。